24特性──“感情・行動・関係”の動き方を理解する地図

Emotional Compass の中心にあるのが、4因子 × 24特性の構造です。

これは性格分類ではなく、「感情→行動→関係」の動きのメカニズムを理解するための地図です。

特性を知ることで、反応のパターン・揺らぎやすい点・強みが見えてきます。

SA|自己認識(Self Awareness)

自分の感情・価値観・内的動きを理解する力。

01|感情表現力

自分の気持ちに気づき、それを素直に言葉にできる力。

02|動機探索力

行動の奥にある“何を大切にしているか”を掘り下げる力。

03|レジリエンス

困難・失敗から回復する柔らかい強さ。

04|感情俯瞰力

感情に飲まれそうな時に、一歩距離を置いて見つめ直す力。

自己認識(Self Awareness)のイメージ

SM|自己管理(Self Management)

感情を整え、衝動ではなく “選び直す” 行動をつくる力。

05|境界保持力

巻き込まれすぎず、自分の領域を守る力。

06|情動調整力

不安や落ち込みを整え、落ち着きを取り戻す力。

07|共感的感度

言葉になる前のサインを感じ取る力。

08|傾聴力

相手が安心して話せるよう、意図まで聴く力。

自己管理(Self Management)のイメージ

SO|社会的認識(Social Awareness)

相手・状況・関係の “あいだ” を理解し、ズレを調整する力。

09|共感的行動

理解を“行動”で返し、信頼をつくる力。

10|関係志向性

相手との関係を大切にしようとする意識。

11|意図共有力

判断の背景や意図をわかりやすく説明する力。

12|ムード調整

場の空気を整え、安心を広げる力。

社会的認識(Social Awareness)のイメージ

RM|関係管理(Relationship Management)

対話・調整・共創を通じて “関係を育てる” 力。

内面を整え、関係の土台をつくる

13|インテグリティ

言葉と行動を一致させ、誠実に向き合う姿勢。

14|リフレーミング力

意味づけを柔軟に変え、行き詰まりをほどく力。

15|内省表現力

学び・気づきを他者と共有し、関係を深める力。

16|内省継続力

日常で自分を振り返り続ける姿勢。

ズレや対立を越えて、関係をひらく

17|自己批判性

厳しく自分を見つめ、改善点を探る力。

18|誠実性

価値観のズレにも丁寧に向き合い、粘り強く関わる力。

19|差異への耐性

異なる意見・価値観の“揺れ”に耐えて対話を続ける力。

20|対話期待性

対話に“未来”を見出し、新しい可能性を信じる姿勢。

新しい関係を生み出し、行動を広げる

21|失敗受容力

失敗を責めず、学びに変えて前へ進む力。

22|リスク選好性

不確実でも挑戦しようとする姿勢。

23|ブレイクスルー

枠を越え、新しい道を切り開く力。

24|挑戦共感性

誰かの挑戦に共感し、自分も動き出す力。

関係管理(Relationship Management)のイメージ

24特性は“性格”ではありません。 感情 → 行動 → 関係 のどこで揺らぎ、どこで強みが働くかを理解することで、選択肢が広がります。