なぜ「感情」から始めるのか

行動の前に、感情がある。

行動の前にあるのは、感情です。人の決断や言葉の奥には、いつも見えない感情の動きがあります。それを理解しようとすることが、リーダーシップのはじまりです。

多くの人は「感情を抑えること」が成熟だと思いがちです。しかし、感情を抑えれば抑えるほど、他者との関係は見えにくくなります。感情を理解し、言葉にし、共有する力こそが、関係を動かす原動力です。EQリーダーシップ®は、感情を行動へとつなぎ、信頼を育てていくための実践モデルです。

感情は“管理”ではなく“理解”から始まる

抑えるより、意味を読み解く

「怒り」「不安」「喜び」——それらは抑えるべきものではなく、自分の大切にしている価値を知らせてくれるサインです。感情を否定せず、その背景を理解することで、行動の選択肢は広がります。

理解から始まるリーダーシップは、他者にも同じ理解を促す空気をつくります。

意味づけが変われば、選択が変わる

感情を無視して行動するのではなく、感情を見つめ直すことで、自分の内側にある「なぜ動きたいのか」という意志が見えてきます。それが行動の原点になります。

行動を変えるのは、意志ではなく理解です。理解が、行動の質を変えていきます。

理解された安心が、対話を開く

人は、理解されたと感じたときに、心を開きます。正しさよりも共感が、関係を回復させる力になります。EQリーダーシップ®が重視するのは、「相手の感情を理解しようとする姿勢」です。

理解される安心感が、対話の土台をつくり、チームに信頼の循環を生み出します。

他者との関係を変えるために、まず自分の感情を見つめ直すことから始める。そこにリーダーシップの原点があります。自己認識の深さが、他者理解の深さに比例します。内側を言葉にできたとき、関係の見え方が変わり、リーダーシップが静かに立ち上がります。

EQリーダーシップ®は、感情知性（Emotional Intelligence）を軸にした新しいリーダーシップの実践モデルです。
まずは、Emotional Compassで
あなた自身の感情の傾向を見つめてみませんか？