情動調整力|Emotional Compass特性ガイド

ここでは、この特性の感情とふるまいの傾向を解説し、この特性に関する記事を紹介します。

この特性の中核

情動調整力とは、不安や苛立ち、落ち込みといった感情を、自分なりの方法で整える力です。感情を抑え込むのではなく、落ち着きを取り戻すための行動を選び直す姿勢を指します。
この特性の核は、感情を扱えるものとして捉える点にあります。深呼吸をする、身体を動かす、誰かに話すなど、日常的な調整が含まれます。

似た特性との違い

混同されやすいのが 感情俯瞰力 です。感情俯瞰力 が、感情に気づき距離を取る力であるのに対し、情動調整力は、距離を取ったあとに状態を整える力です。
また、レジリエンス との違いも重要です。レジリエンス が、困難を経験したあとに回復していく中長期の力であるのに対し、情動調整力は、いま生じている感情をその場で整える即時的な力です。
さらに、境界保持力 とも関係します。境界保持力 が、感情が乱れにくい関係の条件をつくる力であるのに対し、情動調整力は、乱れたあとに立て直すための実践力を担います。

この特性が発揮される場面

情動調整力は、感情を理由に行動が固定されるのを防ぎ、選び直しを可能にする特性です。