レジリエンス|Emotional Compass特性ガイド

ここでは、この特性の感情とふるまいの傾向を解説し、この特性に関する記事を紹介します。

この特性の中核

レジリエンスとは、失敗や困難に直面したとき、そこから回復し、前に進もうとする力です。落ち込まないことや、強がることではなく、揺れや痛みを抱えながらも、少しずつ立て直していく姿勢を指します。
この特性の核は、すぐに元どおりになることではありません。感情が沈んだ状態を否定せず、時間や支えを使いながら、自分の足場を取り戻していく過程にあります。

似た特性との違い

混同されやすいのが 情動調整力 です。情動調整力 は、いま生じている不安や苛立ちをその場で整える力であり、レジリエンスは、出来事の影響を受けたあとに、中長期で立て直していく力です。
また、感情俯瞰力 とも近く見えることがあります。感情俯瞰力 が、感情にのまれそうなときに一歩引いて見つめ直す力であるのに対し、レジリエンスは、すでに受けた打撃を引き受けたうえで、再び動き出す力だと整理できます。
さらに、失敗受容力 との違いも重要です。失敗受容力 は、うまくいかなかった経験に意味づけを与える力であり、レジリエンスは、その意味づけに至る前段として、折れきらずに立ち直ろうとする基盤を担います。

この特性が発揮される場面

レジリエンスは、感情の揺れを否定せず、回復の余地を自分に与える特性です。この力があることで、困難な経験が、次の選択へとつながっていきます。