差異への耐性|Emotional Compass特性ガイド

ここでは、この特性の感情とふるまいの傾向を解説し、この特性に関する記事を紹介します。

この特性の中核

差異への耐性とは、自分と異なる意見や価値観に直面したとき、すぐに結論を急がず、揺れや違和感を抱えたまま関わり続ける力です。理解できない状態そのものを避けず、対話の途中に留まろうとする姿勢を指します。
この特性の核は、納得できない時間を引き受けることにあります。白黒を急がず、ズレが存在する状態に耐えることで、関係や理解が動く余地が生まれます。

似た特性との違い

混同されやすいのが 誠実性 です。誠実性 が、違いがあっても関係に向き合い続ける姿勢であるのに対し、差異への耐性は、理解できない感覚そのものに耐える力に重心があります。
また、対話期待性 とも近接します。対話期待性 が、対話に未来を見出す信念であるのに対し、差異への耐性は、信じ切れない状態でも対話を続ける力だと整理できます。
さらに、境界保持力 との違いも重要です。境界保持力 が、距離を取って関係を保つ力であるのに対し、差異への耐性は、距離を取らずに揺れに留まる力を担います。

この特性が発揮される場面

差異への耐性は、対話が壊れずに続くための粘りの基盤となる特性です。